RYT500って何?
おすすめのスクールは?
最高のヨガインストラクターになりたい方に
国内全RYT500スクールを網羅しました
ヨガアライアンスのウエブサイトに登録されているRYT500スクール(RYS300, RYS500)を採点・比較しました。RYT500は、ヨガアライアンスが認定する最高のヨガインストラクター資格です。
RYT500を取った方がいいですか?
RYT500ヨガインストラクターは、ヨガアライアンスが認定する最高の資格なのですが、これまではそこまで取らなくてもよいかなという空気が業界内にあり、実際に2018年まではRYT500まで取るヨガインストラクターは少なく国内のコースも少なかったです。
ただし、2018年と2020年に2つの出来事があり、一気にRYT500の価値が高まり、取得する人が増えています。
RYS200の運営に必要になってきます
RYS200とは、Registered Yoga School 200の略称で、RYT200ヨガインストラクターのコースを修了させらるようにヨガアライアンスから認定されたヨガスクールのことです。皆様がRYT200コースを受けられるスクールのことです。
2018年に発表されたRYS200の新規定で、E-RYT500のヨガインストラクターがリードトレーナーとなって、全教程の150時間以上を担当しないといけなくなります。元々、2021年から導入の予定でしたが、コロナで3年延び2024年からの導入となっています。
安定した運営のためには、中規模のRYS200で5名程度、大規模なRYS200では20名程度のRYT500が在籍することが望ましいため、2024年以降RYT500は取り合いになってきます。
すでに、RYT500の確保が難しいと考え、更新を放棄されたRYS200も現れ始めています。早いうちにRYT500を取得することで、有利な条件のお仕事をもらいやすくなります。
RYT200が増えた中、強い差別化が図れます!
2020年に始まったヨガアライアンスのオンライン特例ですが、理論的な内容や基礎知識的な内容をオンラインで手軽に置き換えられるようになったという利点がある一方、ビジネスとして割り切り、全てをオンラインにしてしまうスクールが続出しました。その結果、全く実際のレッスンを行ったことがないRYT200ヨガインストラクターも大量に生み出してしまいました。
対面実習があるスクールでも南の島で2泊3日など、明らかに受講生に気楽に楽しんで勉強できるという誤認を持たせる意図があるコースが続出してしまっています。
もちろん、移動時間も含めて2泊3日などではまともな実習は出来ませんので、自分でシークエンスを組むことも出来ず、レッスン力もほぼ全くないRYT200ヨガインストラクターがあふれています。
こういったスクールで学ばれた場合、オーディションにお越しになっても気の毒になるくらい未熟なレッスンしか出来ていないので、RYT200という認定が名前負けになっている状態です。
オンライン特例下でも良心的に、やるべき事はやると決めて、全て対面を続けられたスクール様もありますし、最低限対面でやるべき内容を決めて対面実習を行われてきたRYS200もありました。そういうスクールを選ばれた受講生の方々は、問題なくレッスン力をつけられています。
ただ、全体としてRYT200ヨガインストラクターの数が増えすぎてしまったのと、平均的な質が2020年以降劇的に下がってしまったのとで、RYT200というだけでは以前ほど信頼を得にくくなっています。
RYT500ヨガインストラクターは、まだまだ数も少なく、やはりRYT500まで取得されている方で、レッスン力のない方もほとんどおられないので、現状、RYT500ヨガインストラクターになっておくのは強い差別化となります。
RYT500もオンラインで取得できます!
RYT200は、ヨガインストラクターとして初めての資格になりますので、対面実習があるスクールで学ぶ必要がありますが、RYT500になるためのRYS300トレーニングの場合は、すでにヨガレッスンを日常的に行っておられる方が中心になりますので、オンラインでも十分に内容は伝わると思います。
ライブ時間は45時間必要なので、基準を満たしているスクールを選ぶようにしてください。
RYS300トレーニングは、料金が高く対面の場合70-100万円程度になり、スクールも少ないですので、オンラインで安く取れる状況を利用するのも有りかなと思います。
RYT500になるとどんな仕事が出来るの?
最高のヨガインストラクターなので、活動の幅も最大です
ヨガインストラクターとして出来ることは何でも出来ます
RYT500はRYT200の上位資格となりますので、RYT200で出来ることは何でも出来ます。ここでは、RYT500となると特にやりやすいことや利点を挙げていきます。
RYS200のリードトレーナーになれます!
2024年以降、ヨガアライアンスの新規定で、RYT200コースの150時間以上をE-RYT500のリードトレーナーが請け負う必要が出てきます。リードトレーナーとしての高需要は数年続くと思われます。
RYSの設立も可能です
E-RYT500となれば、自身がリードトレーナーとなって、RYSを設立することも出来ます。2024年以降はオンライン特例がなくなりますので、2020年以前のように、各地で小さなヨガスクールを対面開校すると人気が出ると思います。
ワークショップの開催
RYT500は、ヨガインストラクターとしての最高の資格になりますので、各種ワークショップを開催しやすくなります。ワークショップを通じて、人脈も広げていけますので、RYT500になるメリットの1つとなります。
集客力がぐっと上がる
2020年以降、RYT200ヨガインストラクターは急増しましたが、RYT500ヨガインストラクターはまだまだ少ないです。RYT500であることは、スタジオでの集客にも強い力になります。
RYT500にあなたの得意を加えて
RYT500は最高のヨガインストラクター資格ですから、ここに挙げた以外にも、アイデア次第で利用方法は膨らんでいきます。ご自身が他にお持ちの資格や経験、資産などと組み合わせて、バリューアップできます。
RYT500スクール(RYS300, RYS500)の選び方
収益化サポートと料金に注目
RYT500は収益化を考える段階
ヨガに対する考え方は、人によって違うと思います。スキルの追求をしていくのも一つの道だと思いますが、RYT500に進む最も大きな目的は収益の最大化ではないかと思います。
収益を気にしないのであれば、RYT200だけを取得して、好きなワークショップに参加して、好きな場所で小さなヨガレッスンを行っていけばよいと思います。RYT500にステップアップするからには、スクールの開校や単価の高いレッスン、教材の販売など効率の高い収益化を目指したい所です。やり方次第で、同じ労力で手残りが全く違ってきます。
収益化に力を入れているスクール
RYT200は取ったけど、全くお仕事につながっていないヨガインストラクターは多いと思います。実際、RYT200のスクールの中では、ヨガビジネスについて解説することを求められていませんし、雇われて講師をしているだけの人には、ビジネスを解説することは出来ません。
RYT500は、収益性を高めていく段階ですので、資格の収益化に力を入れて教えられているスクール様を選ばれるのがよいと思います。
受講料にも注意!
RYT500コースはとても価格差があります。クラスを選択して集めていくタイプのスクールもありますが、よく計算してみると、300時間を集めるのに100万円以上かかるスクールも珍しくないです。
RYT500ヨガインストラクターになって、ヨガ事業を始めていくにも資金が必要になりますので、受講料もよく考えて選ぶようにしましょう。RYT500は、すでにレッスン経験がある方が取る資格ですので、オンラインでも構わないと思います。まずは、RYT500を取得して、そのあとに気になるワークショップにスポット的に参加していくのがよいのではないかと思います。
他の資格が取れるスクール
RYT500が取れるスクールでもRPYT, RCYTも合わせて取れるスクールとそうでないスクールがあります。セットで取ると割引がある場合もありますので、よくチェックしましょう。
ただし、RYT500講習の時間とRPYT, RCYTの時間をダブルカウントしているスクールは明確な規定違反になりますので、注意してください。共通の科目があるのは問題ありませんが、その場合も2回受講する必要があります。1時間を2時間、3時間分として、他の資格の時間にもカウントすることは許されていません。
やはり対応は重要
受講中や卒業後の対応は、受講前の問い合わせの時にかなり予測できます。電話対応が丁寧で誠実であったり、説明会の設定が早くて柔軟であったり、メールやLINEの返信が早いなど、対応の良さは安心して受講するためにとても重要です。
一番分かりやすいのは、電話やZOOMでやりとりしてみることなので、受講前には是非やってみてください。対応が悪いスクールやオーナーやリードトレーナーが対応してくれないようなスクールは、避けた方がよいと思います。
RYT500 スクール ベスト3
当サイトの基準に基づいたRYT500ヨガアライアンス登録スクールBest3です!RYT500は、ヨガアライアンスが認定する最高のヨガインストラクター資格です。システムがしっかりしていて、適正料金のスクールを選びましょう。
第1位 ぼっこ
第1位は、資格活用に力を入れた指導と、格安料金のぼっこ様です。
・スクールの特徴
2016年から自身でヨガ事業を広げてこられた中井香菜オーナーが、資格の活用に力を入れて教えられているという特徴の有るスクールです。他の講師も皆さん独自のヨガ活動をされているので、RYT200は取ったけどなかなかうまく収益化出来ていない方には、最適のスクールです。
・長所
- 資格の活用に力を入れて教えられているので、これからヨガインストラクターを目指す方に最適。
- コース受講料が全国最安レベルです。
- 複数講座の受講でセット割引があります。
- 資料請求で割引クーポンが送られます。
- 他資格のRPYT, RCYTの全ての資格取得可能です。
- 30日返金保証で安心です。
- 受講前・学習中・卒業後の全てのサポートが大変充実しています。
- ウエブサイトが見やすく、料金体系が非常に明瞭です。
- RYT500に関しては、オンライン完結で受けやすいです。
- 国内法人である株式会社ぼっこが運営されているので、安心です。
- 卒業生がスタジオインストラクターや独立で活躍されています。
- 2018年に若い女性オーナーが立ち上げて、2022年にはRYS200, RYS300, RPYS, RCYSに認定されたメソッドが学べます。
- オーナー・講師と受講生の距離が近いです。
- 卒業後のリテイクも無料というのは、全国的にも珍しいと思います。
- 卒業生にはワークショップの割引があります。
- 必須ではありませんが、RYT200をオンライン完結のコースや短期合宿で取ってしまい、レッスン力がなく不安な方には、半額のRYT200リテイクコースを用意されています。
・短所
- 女性専用スクールで男性の受講が出来ません。
- 2018年創立でスクールとして新しく、本やDVDを出しているような有名講師がおられません。
- 大手スクールや老舗スクールと比べて、知名度がありません。
・受講上の注意点
- RYT500, RPYT, RCYTコースは2023年2月現在オンラインのみ開講されています。
- 支払いはクレジットカード、銀行振込、PayPalが可能なようです。
- 本社は滋賀県にあるので、遠隔地の場合、面談はZOOMになります。
・総評
資格の活用に力を入れられており、実際に2016年からの短期間に、ショッピングセンター内の実店補スタジオとRYT200, RYT500, RCYT, RPYTの全てのコースを持つまでに事業を成長させた中井香菜オーナーの講義は、これから収益性を高めていくRYT500ヨガインストラクターのためにはなると思います。
システムも非常に充実しており、サポート体制もしっかりしています。受講料もとても安いので、事業に資金を残すことが出来ます。
リテイクも無料で、他校でRYT200を卒業したけど身についていないと感じている方には、半額でRYT200コースの受講も認めているなど、驚くほど良心的です。
私の周辺に活動されている卒業生のヨガインストラクターからの評判も非常によく、間違いなくお勧めできるスクール様です。
第2位 オムヨガ
医学的な観点にも力を入れたスクール
・スクールの特徴
医師との関わりのあるワークショップや動画を発信しています。全国にスクールと提携校をもち、対面とオンラインの両方のコースをもっています。RYT200に関しては、必ず対面実習のあるコースを選びましょう。イベントやワークショップの開催も多く、情報発信も活発で利便性の高いスクールです。なお、RYSの規定で、医療行為と取られる表現は使えませんので、あくまでも医師の監修という形になります。
RYT500コースに関しては、オンライン完結と対面があります。受講料も格安とまでは言えませんが、安めに設定されています。
・長所
- コース受講料がリーズナブルです。
- 他資格RPYTの資格取得可能です。
- 受講前・学習中のサポートが充実しています。
- ウエブサイトが非常に見やすく、料金体系が非常に明瞭です。
- RYT500は対面コースとオンライン完結があります。
- 法人である株式会社ジョンスピークスが運営されています。
- 2011年に創立後、急成長されています。
- 講師が親身になって指導されているようです。
- 多彩なワークショップを開催されています。
- 医師が教材を監修されています。
- 男性も受講出来ます。
・短所
- RCYT(キッズヨガインストラクター)にはなれません。
- ライセンススクールの位置づけや体制が特に不明です。受講を希望されるスクールでの面談と、リードトレーナーの確認は必須です。
・受講上の注意点
- LICENSED SCHOOLがヨガアライアンスの規定を満たしているのかを受講予定校で確かめる必要があります(重要)
- 医師の監修というのは全く問題ないですが、RYTコースでは治療行為と取られる表現は用いることが出来ないので、その点は誤解がないようにしてください。
・総評
2011年創立で比較的新しいスクールさんですが、短期間に成長されています。RYT500はオンラインコースと対面コースを用意されています。
受講料も格安とまでは言えませんが、安めに設定されています。
医療面を前に出されていますが、RYTのコースでは治療行為と取られるような表現は、禁止されていますので注意してください。
評判は悪くありませんが、現在の対応を確かめる意味でも、お申込みになる場合は、必ず説明会を受けてからにしてください。もし、なかなか説明会をしてもらえなかったり、オーナーやリードトレーナーが対応してくれないようなら、急拡大で体制が追いついていない可能性もあります。
第3位 ヨガフォーライフ
リーズナブルな料金の「ヨガフォーライフ」様が第3位です。
・スクールの特徴
スクールネーム通り、ヨガで幸せな生活を送るというコンセプトのスクールです。やや大きめのテーマですが、クラス構成をみていると、健康や美、子育て、マタニティーなどの側面でテーマを持って教えられています。
RYT500に関しては、オンラインのみのコースとなっています。RYT500に関しては、レッスン経験がある方を想定していますので、オンライン完結であることは問題ないと思います。
・長所
- 生活のためのヨガというスクール名通りのコンセプトに沿って運営されています。
- 受講料金がリーズナブルです。
- ウエブサイトが綺麗で、情報発信が的確です。
- 他資格RPYTも取得可能です。
- 2015年の創立後、成長を続けられています。
- 料金体系も明瞭です。
・短所
- 対面は東京のみとなります。
- 本社が香港という中国企業なので、チャイナリスクが高いです。中国企業への個人情報の提供・トラブルの際に訴訟による解決が困難になる傾向があること・政情により人や資金の移動が出来なくなることなどのリスクが気にならない方向けです。
・受講上の注意点
- 本社が香港ということなので、本社とオーナー・リードトレーナーの関係は受講前に聞いておきたいです。
- まだ卒業者数が少なく、業界での噂も聞かないため、ご自身で一度オーナーかリードトレーナーとお話しになってから、受講を決められた方がよいと思います。
・総評
2015年創立でかなり新しいスクール様です。東京を中心に堅実に活動されている印象です。ヨガスタジオの実店舗があるタイプのスクールですので、一定の安心感があります。生活を幸せにするヨガというコンセプトに響く方には、よいスクールだと思います。
直接の噂を聞いたことがないのですが、ウエブ上にいくつか口コミがあり、悪いものはありませんでした。ただ、グーグルの口コミもスタッフが書いているものもあり、2年前の一時期に集中しているようです。ヨガアライアンスのレビューも平均4.9を越えてしまっているので、初回登録代行をされている可能性もあります。ウエブ上の評価は、参考程度にされた方がよいと思います。
受講料金も明瞭な表示でリーズナブルです。RPYTも取得できるので、かなり幅が広いですが、RCYTが取得できないのはやや残念です。
やはり、本社が香港というのは気になります。スクール様が堅実に運営されていても、中国政府による香港への介入が日に日に増していますので、自治権はほぼなくなっており、チャイナリスクを取り除けません。
中国企業への個人情報の供与・トラブルになったときに中国企業相手に訴訟することが非常に難しいこと・中国の政情次第で本社との人の往来や送金が滞る可能性などのチャイナリスクが気にならない方は、お申込みになってもよいと思います。
RYT500全スクールを
比較・評価しました!
これからヨガインストラクターになりたい方のためになるように、RYT500スクール(RYS300, RYS500)を採点・比較しました。ヨガ講師講座選びの参考にしてください。