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RYTスクール(RYS)のリスト化方法について

 認可、もぐり、取り次ぎ、基準の準拠、非準拠など玉石混淆に乱立するRYTスクール(RYS)をリスト化し、一定の基準で評価することには意味があると思うのですが、統一した基準はありませんので、当サイトでは以下のように基準を定めてリスト化していきます。なるべく客観性を持った基準になる様に定めましたが、あくまでも一つの見方として捉えてご覧下さい。

 特に、ヨガ技術の面からの評価は非常に難しいので行っていません。有名講師のヨガ技術が高いわけでもなく、どちらかというと出版などのマーケティングが上手な講師が有名になられる傾向があるようです。また、スクール内で実際にどの講師が指導されるのかは、日程や開催会場で異なってくるでしょうから、ヨガ技術の面での評価はあまり意味を持ちません。

 当サイトでは、全米ヨガアライアンスのページにしっかりと登録されているか、明らかに無理な日程になっていないか、システムは充実しているか、受講料は適正化など、客観的に判断しやすい項目についてのみリスト化していますので、その点をご理解の上ご覧下さい。当サイトの評価は低くても、よく知っている先生でヨガ技術や人柄が好きな人のところで学びたいという事であれば、全く問題ありません。

RYTスクールのリスト化

何をもとにRYSをリスト化したか?

 RYTヨガ講師を認定できるスクールは、ヨガアライアンスのページで公開されています。例えば、日本でRYT200を認定できるスクール、つまりRYS200はこのページのように検索できます。2023年1月9日の時点で、215校あります。

 当サイトでは、これら全てのスクールについて、このヨガアライアンスのページからリンクされているページや学校名からの検索で、日本でのコースの開催が確認されたスクールをリスト化しています。ヨガスタジオとして運営されていても、2023年現在受講可能な養成講座が明示されていない場合には、このリストに入れておりません。

 海外のスクールなどで日本に支部は置いているが日本でコースを持っていないスクールや現在活動が見られないスクールは、省いています。また、一つのスクールで複数の登録があるスクールは一つにまとめ、住所を複数列挙しています。対面と廉価版オンラインなど複数ブランドが確認された場合は、備考に記載します。個別のRYSとして認められていても、他のRYSで開講している講師もおられますので、その場合は開講しているスクールの情報に集約しています。

 一方で、日本で結構派手にマーケティングしているのに、ここにリスト化されていないスクールは次の理由が考えられます。

① 取り次ぎや代行を行って、認定は全く別の認定校が行う場合(海外が多いが国内もある)

② ヨガアライアンスのページと全く別名で展開し、リンクも行っていない場合

③ そもそもRYSでない場合

④ HPなどを持たず、チラシや紹介で、地元では知る人ぞ知るスクールとして、地元密着指導を行っている場合

 ①は、グレーな行為ですが、トラブルがなければ受講者は、RYT認定されます。ただし、途中でトラブルが起こってコースが完了しなかった場合など、責任の所在が不明瞭なので、返金トラブルになる可能性があります。このようなスクールで受講することは、避けた方がよいでしょう。どうしてもこのタイプのスクールで受講される場合は、どのRYSがRYT認定をするのかを事前に確認し、問題が起きた場合、どちらのスクールが責任を取るのかを聞いておいた方がよいでしょう。

 ②は何の問題も無いのですが、なぜヨガアライアンスのページからブランドにリンクをしないのかには疑問を感じます。不評校で、ブランド名を変えながら展開していることも考えられます。

 ③は論外ですが、実はあり得ます。特に、RYTの登録はお金もかかるし、必要ないと言ってくるスクールは要注意です。自動車教習所を卒業した免許を取っていない状態ですから、他者に自身がRYTであると名乗ることが出来ません。

 ④は全く問題ありません。こういうスクールは直接お話が聞けると思うので、指導者と息が合えば選択肢に入れてもよいと思います。その場合でも、ヨガアライアンスでの登録名は聞いて存在を確かめておきましょう。

 あまり一般的な業界ではないので、かなりブラックなスクールもありますから、気をつけてください。このサイトでリスト化されたスクールは、少なくともヨガアライアンスに認定されており、実態のあるコースをもつスクールです。日程上の基準を満たしていない疑いがある場合や、注意事項があるスクールは、備考欄や口コミ欄にその旨を記載しておきます。

リスト項目について

 スクールのリスト化にあたっての各項目は次のように定めています。

スクール名

 日本で展開しているコースのブランド名です。ヨガアライアンス登録名と同じところが多いですが、違う所もあります。複数ブランド名がある場合は、備考欄に書きました。

RYT養成コースのブランド名

スクールウエブサイト

 コースのウエブサイトです。2023年1月時点で、つながるようにリンクしています。

RYTスクールのウエブサイト

スクール住所

 ウエブサイトで確認出来た代表住所です。複数箇所ある場合は、列挙しました。

ヨガアライアンス登録名

 ヨガアライアンスに登録されている登録名です。原則として、アルファベット表記です。

ヨガアライアンスのトップページ

ヨガアライアンスページ

 ヨガアライアンスでのページです。どの資格を認定できるかも確認出来ます。修了生のレビューも確認出来ますが、登録代行をしているスクールは、自分で評価するので、ほとんどが星5で平均も4.9などとなっています。登録代行校は注意しましょう。あまり誠実なスクールではないと思います。

ヨガアライアンスのページ

取得可能資格

 RYT200、RYT500、RPYT、RCYTのどの資格が取得可能かを示しています。RYT200はRYS200が、RYT500はRYS300もしくはRYS500が、RPYTはRPYSが、RCYTはRCYSが認定できます。RYT200は始めに取るヨガ講師資格です。RYT500は発展的な資格で、講師の教師になるような人が取る資格です。RPYTはマタニティーヨガインストラクター資格です。RCYTはキッズヨガインストラクター資格です。

 なるべく多くの資格を取れるスクールが、続けて学習したくなったときのために便利です。また、スクールは新資格申請の度に、ヨガアライアンスと3ヶ月から半年程度のやりとりを行うため、多くの資格を認定できるスクールの方が、規定をしっかりと理解している傾向があります。

RYSのロゴ

2022-2023オンライン特例

 新型感染症対策として、ヨガアライアンスが2022-2023年で承認しているオンライン特例です。認定があるスクールをチェックしていますが、対応するコースを開講しているかどうかや、全てをオンライン化しているかどうかはスクールによります。特に、RYT200に関しては、初めてのヨガ講師資格になりますので、対面もしくはオンラインと対面の併用のスクールにしましょう。

RYTスクールのオンライン特例

YACEP公開ワークショップ

 各スクールのウエブサイトにYACEPによるワークショップが行われているかをチェックしています。RYT200, RYT500の更新の際に必要になります。ウエブサイトに記載がなくても、不定期開催されてる可能性もあります。2023年中はオンラインでも対面カウントになります。

YACEPワークショップ

RYT200養成コース受講料

 RYT200の養成コース受講料です。期間限定や数量限定の割引キャンペーンではなく、2023年1月における対応コースの正規受講料を書いています。キャンペーンなどを行っている場合もありますので、気になるスクールがある場合は、ご自身でウエブサイトを覗いてみてください。

RYT200養成コース受講料

RYT500養成コース受講料

 RYT500の養成コース受講料です。期間限定や数量限定の割引キャンペーンではなく、2023年1月における対応コースの正規受講料を書いています。キャンペーンなどを行っている場合もありますので、気になるスクールがある場合は、ご自身でウエブサイトを覗いてみてください。

 なお、日本では500時間コースはほとんど開催されておらず、RYT200のヨガ講師が受ければRYT500になれる300時間のトレーニングの料金を記載しています。この取り方が、まずRYT200になってヨガ講師をしながらステップアップできるので、合理的です。

RYT500養成コース受講料

RPYT養成コース受講料

 マタニティーヨガインストラクター資格RPYTの養成コース受講料です。期間限定や数量限定の割引キャンペーンではなく、2023年1月における対応コースの正規受講料を書いています。キャンペーンなどを行っている場合もありますので、気になるスクールがある場合は、ご自身でウエブサイトを覗いてみてください。

RPYT養成コース受講料

RCYT養成コース受講料

 キッズヨガインストラクター資格RCYTの養成コース受講料です。期間限定や数量限定の割引キャンペーンではなく、2023年1月における対応コースの正規受講料を書いています。キャンペーンなどを行っている場合もありますので、気になるスクールがある場合は、ご自身でウエブサイトを覗いてみてください。

RCYT養成コース受講料

受講前サポート

 RYT養成コース受講前にどういった説明やサポートがあるのかをウエブサイトから読み取れる範囲で列挙しています。

受講前サポート

学習中サポート

 RYT養成コース学習中にどのようなサポートが受けられるのかをチェックしています。

学習中サポート

卒業後サポート

 RYT養成コース卒業後にどのようなサポートが受けられるのかをチェックしています。

卒業後サポート

コースの特徴

 ウエブサイトから読み取れるコースの特徴を列挙しています。

RYTコースの特徴

長所・短所・備考

 ウエブサイトから読み取れる特筆事項を記載しています。RYTを未取得者には気付きにくいポイントを指摘しています。

RYTコースの長所・短所・備考

口コミ・評判

 ヨガインストラクター仲間から聞いた口コミやネット上で信憑性のある評判をまとめています。全くそういった情報がない場合もあります。

RYTコースの口コミ・評判

編集者レビュー

 当サイトのリスト化を行った編集者がスクールの評価を行います。項目は以下の通りです。

RYT資格の種類

 RYT200, RYT500, RPYT, RCYTのうち、取れる資格の多さを示しています。RYT200, RPYT, RCYTは1つ星、RYT500は2つ星で合計5星で評価しています。

RYSの種類

受講前サポート

 ウエブサイトから読み取れた受講前サポートを、実際のスクール選択に役に立ちそうな度合いで5星満点で評価しています。

RYT受講前のサポート

学習中サポート

 ウエブサイトから読み取れた学習中サポートを、よいRYTヨガインストラクターになるために、役に立ちそうな度合いで5星満点で評価しています。

RYT学習中サポート

卒業後サポート

 ウエブサイトから読み取れた卒業後サポートを、RYTヨガインストラクターとして活動するために、役に立ちそうな度合いで5星満点で評価しています。

RYTスクール卒業後のサポート

受講料

 受講料の非常に安い(5つ星)から非常に高い(1つ星)で評価しています。

RYT受講料

口コミ・評判

 口コミ・評判を5星満点で評価しています。そいうった情報がない場合やよい話も悪い話も聞くスクールは3つ星にしています。業界で知り得た範囲の情報ですので、絶対的なものでは無く、ご参考程度になさってください。

RYTスクール口コミ評判

総合評価

 上の6この評価項目を、

RYT資格の種類 15%

受講前サポート 15%

学習中サポート 15%

卒業後サポート 15%

受講料 20%

口コミ・評判 20%

で重み付けして総合評価しています。ご参考程度にご覧下さい。

5つ星評価